暦のあれこれ

普段目にするけどイマイチよく解らない「暦(こよみ)」について、身近な例を元に分かりやすく紹介します。

 十二直は暦の吉凶判断の一つで、建(たつ)除(のぞく)満(みつ)平(たいら)定(さだん)執(とる)破(やぶる)危(あやぶ)成(なる)納(おさん)開(ひらく)閉(とづ)の十二種類が順繰りに日に配当されるものです。暦の中段に記載されている為、「中段の暦」とも呼ばれ、昔は吉凶を見るのに最も重要視されていました。

 十二直の直の字に、「あたる」という意味があることからもよくあたる暦注とされ

 六曜の読み方、意味を先月より引き続いて紹介します。

 先負「せんまけ」と一般的に読まれ、元は小吉とされた吉日でしたが、現在は先勝の逆で何事も控えめにし、相手の出方を待つのが良い日とされています。

 大安「たいあん」と読まれ元は「泰安」と書かれたようです。何事にも良い吉日とされ、結婚式場が満員になる日でもあります。多くの人が何か事を起こす日に選ばれているのではないでしょうか。

 現在の暦で吉凶判断の主役とも言ってよいのが六曜です。読み方に基準はありませんが、ここでは一般的な読み方と意味を紹介したいと思います。

 先勝「せんかち」とよく読まれ、急ぐ事は吉ありとされています。積極的行動が運を呼ぶとのことです。

 友引「ともびき」と読まれ友を引く事から凶事に忌まわれており、現在でも多くの葬祭場、火葬場の休日となっています。古くはこの日に悪い方向

 暦には、選日などで見る様々な吉凶判断がありますが、現在の暦でそれの主役といえるのは六曜ではないでしょうか。普通のカレンダーや手帳にも記載されているものがあり、一般的に広く認知されて使われているものです。

 六曜は先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六つが順番に繰り返されるもので、おめでたい事は大安の日に、また友引の日はお葬式を避けるなど、今でも多くの人が気に掛けておられると

 古代中国では、天一神という神様が信じられていました。この神様は方角を司る神様で、普段は地上にいるのですが一定期間、天の宮殿である紫微宮(しびきゅう)に昇って住むとされ、その期間が天一天上といわれています。ちなみに、紫微宮とは星の王である北極星(妙見様)を中心とした天の神々が住む宮殿です。

 方角を司る天一神が、癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの十六日間