二十八宿は元々古代中国で発展した東洋占星術のひとつで天球の黄道上にある二十八の星座を使って吉凶判断をするものです。発掘された高松塚古墳の天井にも二十八宿の図が描かれており、目にされた方もおられるでしょう。

 この二十八宿ですが、日蓮宗の暦では一つ少ない二十七宿になっています。それは二十八宿が中国からインドに伝わった時、インドでは牛は神聖視されていたため、二十八宿の一つ牛宿が日の配当から外されたと言います。そしてインドで二十七宿として使われたものが、中国に逆輸入され、日本に伝わったのです。つまり日蓮聖人の御在世は二十七宿だったのです。

 貞享の改暦(一六八五年)後は二十八宿となりましたが本宗の暦では今も二十七宿として使っております。