お詣りの仕方

お詣りにまつわる素朴な疑問や、いまさら人に聞けないそれぞれの意味などをコラムで紹介します。

仏道の修行として代表的なものの一つに写経があげられる。法華経の「法師品第十」には写経等の修行により大願を成就することができる、とその功徳の大きさが説かれている。写経はお経を弘めるための手段としてだけではなくその功徳により古代から広く行われてきた。

我が国の写経の歴史は古く、奈良時代にはすでに国の事業として写経が行われており、平安時代以降は個人の祈願や先祖の供養のための写経が盛

 お経は難しい。特に法華経は難しいと言われ、法華経自身に「法華経は難信難解だ」と書かれているほどだ。字面を追ったり、口語訳を読むことはできても、お釈迦様が言いたかったことをどこまで自分が理解できているのかと不安になる。

 でも心配しないでいい。お釈迦様も頭で理解することよりも心から信じることの方が大事だと説かれている。

 私たちは仏の慈悲を感じ、その救いの手を信じて一心

 以前、数珠の起源と功徳を本欄に書いたので、今回はその用い方を述べたい。

 通常、数珠は二重にして左手首にかける。また、合掌の際は親指と人差し指の間にかけて使う。但し、勧請・唱題・回向の時は、輪の途中に綾を作り、両手の中指の真ん中より上あたりにかけて合掌する。その時、数珠の輪を止めてある方(房が三本の方)を左に持つようにする。

 また、法要中に数珠を擦りならすのは、密教の修法や山伏修

 亡くなられた方の御遺骨をお墓や納骨堂などに納めることを納骨という。納骨は四十九日の満中陰や百箇日を機に行われることが多い。ただ、家族の心情的にまだそばにいたいときなどはしばらく仏壇にお祀りしてもいいし、逆にお墓があり配偶者が先に亡くなっておられる場合などは満中陰の時に納めてあげるほうがよいかもしれない。

 また、これとは別に本山納骨と呼ばれるものがある。日蓮宗では、阿仏坊の子藤九朗

 お寺や神社に行くと必ずおいてあるのが賽銭箱だ。私達はお詣りをする時、習慣的にお金を入れるが、これは仏さまやご守護神様へのお供えでありお布施である。

 お布施というと法事の御礼としてお坊さんに渡すものというイメージがあるかもしれない。最近では定額制を謳った広告も見かけるが、布施とは労働に対する対価ではなく仏教の修行の一つである。神仏やその教え、また教えを説く僧侶へ施しをすることで功徳