最近ではものを運ぶのが大変な事もあり、金銭でお供えされる方も多くなってきたが、今でも重い御神酒やお米などを抱えて、お供えして下さい、と寺務所へ預けて行かれる方も大勢おられる。

御供は布施行の一種で供養とも言う。元は仏・法・僧の三宝に対する尊敬の心をものや行為に託して表すことを言ったが、近年「供養」というとご先祖様や故人に対してお経を上げたりお供えをする先祖供養や追善供養を差す事も多くなった。

またお葬式では、参列された方へお供養の品を振る舞い、その布施行の功徳を故人に回向することも「供養」と呼ばれる。

「供養」の指す意味は時代と共に少しずつ広がってきているが、大切なことは、供養をする際、単にものや行為を施すだけでなく、その根底に流れている法華経を信じる気持ちを意識することである。