法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 四月を迎え、能勢もようやく暖かく、山々は益々青く、春の到来を感じる。この時期、読者のご家族のなかにも、小中高の学校や大学へ入学される方、あるいは新社会人となる方がおられるのではないだろうか。

 しかし、そういった新生活を迎えるためには、苦しい入学試験や入社試験をくぐりぬける必要があったのではないだろうか。筆者も皆さんと同じように入学試験や入社試験を経験したことがあるが、その緊張感

 三月になるとだんだん鼻がむずむずし、目がかゆくなってくる。草木が芽生え春の到来に心躍る反面、花粉で頭がぼーっとして何も手につかないのを思い出して憂鬱な気分になる。ドラッグストアやスーパーでも花粉対策グッズのスペースは年々広くなっているようで花粉対策は今や日本で一大市場を形成している。

 対策の基本はマスクだがマスクだけでも何百種類もある。最近では花粉対策だけでなく様々な付加価値が

 本誌は、五十年以上に渡り多くの人に愛読されてきた歴史ある寺報である。私のような若輩が、原稿を書かせて頂けることは今更ながらありがたく思う。

 にもかかわらず、いつもいよいよ締切間際、焦って筆を走らせ後悔する。本稿も懲りず締切間際の為、急ぎ足で本題に移る。

 私がよく行く銭湯の浴場壁面には、このような文字が大きく掲示されている。

 「人は人によって苦しみ人によって育てられる」

 こんな言葉がありますがなぜ私たちを「ひと」と呼ぶのかご存知でしょうか。 諸説ある中で数の数え方に由来するともいわれています。「一、二、三~十」を「ひ、ふ、み~と」と読みますがこの読み方は日本語のルーツといわれる大和言葉の読み方だそうです。

 「ひ」とは物事の始まりという意味で、「と」とは完全な球体を表現しているそうです。これを人間

 年末年始を過ぎ世の中の動きも正月気分から通常に戻り、お節料理やお餅、忘新年会の楽しいお酒などで胃袋も肝臓も休みなく働き少々疲れ気味、未だ本調子とは言えない方も多いのではないか。そうこうしているともう二月の到来だ。

 二月の伝統行事といえば節分であり、大寒という一年で最も寒さの厳しい時期の一区切り。それだけに体調も崩しやすい。そして次は立春を迎える旧正月である。