法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 新春を迎えてご挨拶申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

 今年は、丁酉(ひのととり)年。「酉」は成熟を表します。酉に「?」を付ければ「酒」になりますが、極限にまで熟し、よく発酵した状態を表すものです。

 酉はまた時刻でいえば午後の五時頃。夕方、一日の仕事が片付いて、帰途につくという頃合いです。つまり一日でいえば仕事の成果が見える。一年でいえば、春から育て

 冬の代表的な味覚の牡蠣(かき)は、さまざまな料理に使われ専門店もある人気の食材です。

 牡蠣は全国各地で養殖され、殊に三陸沿岸の牡蠣は広島とならんでブランドとなっていましたが、五年前の東日本の震災と津波によって沿岸の漁業は壊滅的な被害を受け、ようやく牡蠣漁が再開されたのは最近のことでした。

 そんな中、南三陸のT漁港では、牡蠣漁の再開に当たって、生産者間の話し合いで従来