法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 松葉。

 文字通り松の木の葉のことだが、その針のように細い葉は、他の木の葉と違って全く広がりを持たない。朴(ほお)や柏の葉は、柏餅などのように物を包むことができる。しかし松葉では何も包めない。

 ここから、松葉で包むほどのわずかな物ですという意味を込めて、昔の人は松葉のしを書いた。今でものし紙にまつばが印刷されているものがある。あれがそうだ。またのし袋やお菓子の箱に掛けるのし紙など

 修行とはなんでしょう。厳しくつらく堅苦しいことだと思っていませんか。

 私は、お題目の修行とは身を以て行動し、口に唱えこころ(意)に念じ、この三つの行為(業)ができたとき、修行が成就し、願いが叶うと思います。修行とは明るく楽しく、豊かな生活をするための智慧です。人として生を受け死を迎えるまで、日々の行いを修めることが修行なのです。

 誰でも生まれたときはオギャアと一声をあげ、事切れ

 偽装、詐欺、騙しなどが毎日のように新聞に報道されている。他人を騙して儲けようとするもの。金儲けのためなら手段は選ばないもの。まさに拝金主義が行き着くところといえる。

 本来、人は他人のために働き、その代償として金品を得たものであったが、いつしか、金品を得るために働くようになったと言っても過言ではあるまい。

 昔の日本では主な産業が農業であり、米や野菜などの農作物を作る

 あなたは何のために働いていますか。

 食べるためですか、家族のためでしょうか。就職活動中の学生なら自己実現のためや社会貢献のために働きたいと言う答えが返ってくるかも知れません。

 では、働くとはどういうことなのでしょうか。

 例えば、松下電器では商品の価格のことを「お役立ち料」と言うそうです。その理由は創業者である松下幸之助の以下のような言葉からも伺えます。