三月になると身を切るような風の冷たさも少しずつ柔らかくなってくる。そして春の準備が整いつつある大地へと冬眠していた虫が出てくる。この日を二十四節気の一つ、啓蟄と言う。

 皆様もまた、この時期になると新しい季節に備えて準備をしなければとそわそわしてくるのではないだろうか。

 日蓮聖人は、冬が必ず春になるように、法華経を信ずる人は必ず救われると説かれている。とはいっても、寒い冬に耐えるのが辛いように、法華経をずっと持ち続けるのが困難だと思う事もあるかもしれない。

 さて、今年の冬は例年になく寒い日が多かったが、冬が寒ければ寒いほど春のありがたさは身にしみるというもの。

 もう少し寒い日は続きそうだが、ここでしっかりと準備をすれば、必ず素晴らしい春を満喫できることを確信する。