お滝行の受付

◆お滝行とは

当山の境内には年中絶える事のない滝があり、滝行をして頂くことができます。

古来より、お滝の水で心身を清めた後、神仏に願をかけることで絶大な御利益が頂けると言われており、当山においては厳寒の時期でもお滝を頂く方が大勢おられます。

本宗の水の行には大きく二つの功徳があるとされ、一には心身を清浄にし、二には不惜身命の心を養い、仏の教えを守る心の力を強くするといわれます。

また、お滝は単に心身を鍛えるものでは無く、祈りを捧げる前の大切な儀式であるため、お滝にあたられた後は、あわせて心身堅固・心願成就等のご祈祷を受け、またお堂でお詣りをすることが肝要です。

願を掛け何かを成し遂げたい方、心をリセットし日々の活力を取り戻したい方、常に心を穏やかに心身堅固な精神を保ちたい方などお滝行をおすすめいたします。

当山では、初めての方にもお滝を体験して頂けるようにお滝行会を開いております。男性、女性を問わずご参加頂けますので、寺務所までお気軽にご連絡ください。

 ◆お滝の様子


 お滝修行会(滝行会)のご案内

お滝での修行を中心に修行をする会です。初めてお滝修行をされる方、滝行をしたことはあるけど正しい滝行のやりかたを学びたい方などは滝行会に参加する事をお勧めします。要予約

五名以上の団体でどうしても滝行会と日程が合わない場合は、別途ご相談に応じます。お気軽にご連絡下さい。

◆滝行会実施日

基本は毎月一回です。実施しない月もございますので、ホームページ右側(スマートフォンでは下部)に表示しております「今月の行事予定」等をご確認下さい。雨の後などで水量が増している場合、危険なので滝行は行いません

◆定員/対象者(中学生以上の男女)

定員:10名

対象:中学生以上の男女で滝行ができる健康な方。水温は年間を通して低いため、体調が悪い方はご遠慮下さい。参加者の宗派は問いませんが、日蓮宗の法式で修行をおこないますのでご了承下さい。

◆修行内容/スケジュール

 10:00 集合/受付 @事務所

 11:00 お滝行

 11:30 唱題行(瞑想とお題目の修行)

 12:30 解散(予定)


當山に売店はございません。必要に応じてお昼をお持ち頂くなど各自ご対応ください。

◆持ち物

・行衣(ぎょうえ)は貸し出します。行衣の中に「水着」等をご着用ください。

タオル(お滝行の後、身体をふくため)

・服装は平服で構いません。唱題行で正座を致しますので、座りやすい服装でお越し下さい。

・(あれば)日蓮宗仕立ての珠数

・(必要であれば)髪を濡らさないためのキャップ

 ※更衣室にドライヤー等の髪を乾かす設備はございません

◆御志納料

 御志納料:3,000円

◆ご注意

・お滝場は厳粛な霊場です。仏教に対する敬意をもち、真摯な気持ちで修行に臨んで下さい。

・お滝場は神聖な場所ですので、写真やビデオなどの撮影はご遠慮ください。

・滝行の功徳を確たるものにするために、説明をしっかりと聞き、滝行の後の唱題行を行って下さい。(お滝行のみは受け付けていません。)

・お滝行は受付を終えてから解散するまで全てが修行です。最後まで指導者の指示に従って下さい。

・当山のお滝は自然の水を利用しております。天候によって中止となる場合があります。

・自然の水は年間を通して冷たく、体調のすぐれない方はご遠慮下さい。

・滝行は危険を伴います。安全には配慮しておりますが、万一の事故の場合は自己責任とさせて頂きます。

免責事項:体調のすぐれない方はご遠慮ください。またご自身の体力や健康状態をチェックの上、ご参加ください。参加者のケガや他に与えた損害につきましては、当山は一切の責任を負いません。万一事故が起きた場合の費用は参加者負担となります。指導者の指示や注意事項は必ずお守りください。指導者の指示を無視して勝手な行動をされた場合は、修行の途中であっても退場を命じる場合があります。なお、その場合においても返金は致しません。指示を守らなかったり別行動をとられた場合は本修行と無関係とさせていただきます。天候の急変等、主催者の判断によりコースや内容を変更することがあります。

◆お申込方法

 滝行会の日程をWebにてご確認いただき、まずはお電話にて仮予約をお願いいたします。

 仮予約電話番号:072-737-0135(10:00~15:00)

 仮予約が完了したら、遅くとも滝行会の三日前までに、申込書に必要事項を記入し下記の連絡先へFAXか郵送もしくは下記のお申し込みフォームにて本予約をお願いいたします。

 万が一、仮予約や本予約後に都合が悪くなった場合は必ずキャンセルの連絡をお願いいたします。

※折り返しの電話が繋がりにくいことが多いため予約方法を変更いたしました。

 FAX:072-737-0448

 住所:大阪府豊能郡能勢町地黄606 関西身延眞如寺

【お伝え頂きたい内容】

 1.氏名 2.年齢 3.性別 4.電話番号(中止の時など連絡がつくもの)

 5.行衣の貸出の有無(貸出希望する、持参する)

 ※複数でお申込の場合は、電話番号は代表者のみで結構です。

       滝行会FAX申込書(PDF)

 お問合せ先 電話:072-737-0135(10:00~15:00)

 下記のフォームでもお申し込み頂けます。

◆お滝行会申し込みフォーム

◆参加者の感想

 参加された方の感想の一部です。

 ・頭の中がスッキリし、小さな事で悩んだり、他人に対し怒ったりする気持ちが落ちつきました。この体験を通して自分を律することができそうです。(H.A.様)

 ・悪いものがなくなったような、良いパワーを感じました。(Y.G.様)

 ・これから先、未来を切り拓いていこうという気持ちが固まりました。負けない心を学んだように思います。(K.Y.様)

 ・滝のある場所がとても清らかな雰囲気で、それだけで心が洗われるような気持ちになりました。(M.K.様)

 ・参加する前は不安でいっぱいでしたが、実際にやってみて自分の中の新たな境地を知ることができました。今までより大きくなれた気がします。(匿名様)

 ・心身が整い、日常生活がリセットされるようです。(K.N.様)

 ・すごく良い体験で、心身が清められ、とてもすっきりした気持ちになりました。ありがとうございました。(A.Y様)

 ・今回初めてお滝行会に参加させていただきました。心を「無」にする事ができてとても素晴らしい体験でした。滝に打たれているとき、何も考えず、新鮮で感じたことのない感覚でした。ありがとうございました。(M.H.様)

 ・経験をする事の大切さを教えていただいたように思います。心が引き締まりました。(A.H.様)

 ・とても良かった。身も心も引き締まり、また参加したいと思った。(T.S.様)

 ・厄が落とせそうで、参加してよかった。(U.I.様)

 ・心が無になった。時間がどれくらい経ったか分からなかったけど、お滝行をしている間は何も考える事なくただお題目をとなえていました。また参加したいです。(K.F.様)

 ・功徳をいただき、心身ともに健康になるようです。(K.様)

◆真如寺のお滝について

 真如寺の滝は「白糸の滝」や「お万の滝」と言われております。「お万」とは徳川家康の側室であった「養珠院お万の方」のことで、お万の方は日蓮宗総本山身延山久遠寺の霊場「七面山」の女人禁制を解いた方としても知られています。お万の方は日遠上人(久遠寺22世、真如寺2世)と共に七面山の麓の「白糸の滝」で水行を行い心身を清めた後お題を唱え七面山に登詣して女人禁制を解いたと言われています。

 當山の開山である日乾上人(久遠寺21世)や二世日遠聖人はお万の方から帰依を受けており、また当山は能勢の七面山としても知られておりました。そのようなことから当山でもその例にならい、能勢妙見山の女人禁制を解く時に真如寺の滝で身を清めお万の方から譲り受けた数珠をもってお題目をお唱えしながら行脚し能勢妙見山の女人禁制を解いたといわれております。

 当山は日蓮聖人の御真骨を奉安しており身延山に近い風景ということもあり「能勢関西身延」や「関西身延」と呼ばれておりますが、そのようなこともあり身延の七面山にある滝に思いを馳せて「白糸の滝」や「お万の滝」と呼ばれるようになりました。お万の方の数珠は今でも当山の宝物として大切に格護されております。