新春を迎えてご挨拶申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

本年は庚子(かのえね)の年です。庚は万物の実れる様子を表す字です。秋になり見渡す限り黄金色に稲の実る田んぼの様子を思い浮かべることができます。

学生の頃宗門史の講義で衝撃を受けたことがある。それは中世の人の法華信仰についての講義だった。当時は本末制度と呼ばれる制度があり、地方の寺院の檀信徒の管理は、全てその寺院の属する本山の指示の下で行われていた。ある本山から地方の末寺にあてられたこんな指令があった。

「もし他宗の家から嫁をもらった場合、その嫁をもらい受けた夫は、必ず法華信仰に改宗させること。もしその嫁が二年以内に法華信仰

第二に、この比喩には二人の釈尊が登場します。それは、良薬を病児たちに残したまま旅に出て、その旅先から「死んだ」と報ずる良医の父の釈尊と、子ども達が全快したのを知って帰国する良医の父の釈尊です。後者の釈尊は前者とは実は別次元の釈尊である、ということです。

つまりこの喩えは、肉体を持ち歴史上に実在し、有限の生命を持った人間・釈尊と、肉体を持たずに、歴史を超越した永遠の真理(法)の象徴と

お正月、食べ過ぎ飲み過ぎ肥りすぎが心配な方もいるのでは。

ところで野生動物は肥満が見られません。肥りすぎのペットと違い彼らはみな精悍な姿をしています。獲物を捕らえたライオンたちは獲物にむしゃぶりつきますが、腹八分目でそれ以上は口にしないのだそうです。

ライオンの後には残り物を待っている動物たちがいます。こうして自然界の食物連鎖が保たれており、これを崩すと結局は我が身に災いが返って