中国西安の郊外にある草堂寺という仏教寺院で、日蓮宗はじめ日蓮聖人門下連合会の各宗が一堂に会して鳩摩羅什三蔵法師(くまらじゆうさんぞうほつし)報恩大法要が執り行われ、私も出仕参詣の機会を得た。この草堂寺というのは法華経がインドのサンスクリット語から漢訳された場所である。

 令和三年つまり再来年、宗祖日蓮大聖人御生誕800年の慶年を迎える。これに先だって、私たちが読誦する妙法蓮華経を

 『キングダム』という漫画がとてつもない人気を集めている。時は春秋戦国時代。下僕の少年が、若き日の秦国王と出会い、共に中華統一という果てしない夢へ突き進むという物語である。単行本は現在五十四巻まで発売され、総発行部数は四千万部を数える。更に今年四月に実写映画化され興行収入は五十億円を突破した。

 このキングダムはバトル漫画なのだが、各キャラクターが自身の哲学を語る場面も数多く描かれ

 宝とは「仏性」、親友は「お釈迦様」貧乏人は私達「凡夫」です。このお話では、全ての人に仏性が備わっているということに「気づく」ことの大切さを教えています。

 「仏性」は気づかないと輝かないのです。ほどんどの人が、自分に仏性があることなど関心がないでしょう。仏性に気づき、法華経の心をもってその宝を磨くことは、何よりの幸せにつながっていくということです。

 ただ間違えて

 最近、焚き火など火打ち石を使って火をつけるのがちょっとしたブームらしく、私も先日体験してきた。

 体験教室の講師によると、ネイティブアメリカンは火打ち石で火がつかないとき「地球に認められていない」と言うらしい。その後幸いにもうまく火がついたが、人智を越えた大いなるものから認められたようでなんだか誇らしく感じた。

 一方でお釈迦様は、私達それぞれを既に認めてくださっている。もし何