初春の山肌に薄桃色の模様がポツンポツンと見え隠れ、私たちの目を楽しませてくれたのがついこの前。今度は木々が新たな芽を吹き、山一面が黄緑色の絨毯に覆われ、四季の移ろいを確信させてくれる。

 この新緑の季節で思い出すのが茶摘みである。はじめてお茶の葉を摘んだのが中学二年の時であった。中学の校外学習で三日間の茶摘みの手伝いがあった。

 お茶摘みと言えば、丁寧に二~三の青葉を

 皆さんは、この題名を見ると美空ひばりさんの名曲を思い出すのではないでしょうか。ですが今回は歌ではなく、川に流れている水の話です。

 元来、川には水が流れているものですが、その川が今ある場所に出来る前、つまり現在の流路が出来る前はどうだったのでしょう。

 一本の川が初めて出来る時、水は水源から溢れ出し自らが流れ行く方向も分からず、未知なる場所へと自らが進むべき道を作り出していきます。

 今月は日蓮宗総本山の身延山久遠寺で五重塔がついに完成し落慶大法要が行われます。

 ところで、当山も関西「身延」と呼ばれておりますがどうしてかご存じですか。当山開祖の日乾上人は久遠寺の法主を務めた後、当山を開かれました。その時、身延山に請うて…

 中学校の卒業式に参列した来賓の一人が、

「職務上、この何年か毎年卒業式には出ているが、中学生が段々若くなっていくような気がしますよ」

 自分が年を取っていくのに対して卒業生の年齢は変わらない。その結果、相対的な年齢差がどんどん開いていくことにより起こった錯覚だというわけだ。

 ではお釈迦さまつまり仏から私たち衆生を見ると、一体どんな風に見えるだろうか。仏はルンビニーの園で四月…