仏教まめ辞典 願(がん)懸(か)け

願とは、願い望むこと、念願・願望です。

その願いを仏神に祈ることを「願を懸ける」「願掛け」などといいます。

特に仏・菩薩が必ず成しとげようと心に誓い願うことを誓願といい、法華経方便品では、仏は「一切の衆生がみな仏になり、安穏な仏の世界が実現するよう」にという旨の誓願を述べられています。

この仏の誓願は、単に言葉として述べられたのではありません。

必ず実現してみせる、実現に向けての努力を決して惜しまないという決意が込められているのです。

私たちは様々な願望を抱き仏天に祈ります。

しかしその願いは仏の誓願に沿った(全ての人々の幸福につながる)ものでなくてはなりません。

また単に祈るだけではなく、その実現に向けて初心を忘れず切磋琢磨(修行)してこそ心願が成就するのです。