法華経茶話

法華経ってなんだろう。仏教のなかでも日蓮宗でよく聞く法華経とは。成立の過程や簡単な内容にふれながら法華経にまつわるいろいろなお話しです。

続いて三草二木の喩えについてみていきます。三草二木の喩えは『薬草喩品第五』に説かれる教えです。

この世界には小さな薬草、中くらいの薬草、大きな薬草大きな木、小さな木のように様々な草や木があります。そこに雲から等しく雨が降り注ぎます。その雨は小さな花にも大きな木にも、平等に降り注ぎます…

この喩えは、先の三車火宅の喩えを受けた高弟達が、自分達の理解をお釈迦様に告白するという形をとっています。つまり高弟達が語り手になっているのです。

この喩え話では長者をお釈迦様、財産を仏の無限の智慧、息子を我々凡夫に喩えています。高弟達は仏の教えを聞いてその内容を理解していましたが、それは自分とは無縁のものだと考え、自分を卑下していました(智慧の管理人)。

しかし長者

続いて長者窮子の喩えについてみていきます。長者窮子の喩えは信解品第四に説かれる喩えです。

ある父親のもとから突如息子が失踪します。父親は息子を探す旅に出て、その旅先で商売に成功し長者となります。そしてある日、偶然にも父親の豪邸の前を乞食となった息子が通りかかり、父親…

 この三車火宅の喩は舎利弗に請われてお釈迦様がお説きになった喩え話です。資産家はお釈迦様、火事になった邸宅は欲が渦巻く現実世界、遊びに夢中になっている子供たちは我々凡夫、三つの玩具の車は羊と鹿が自己の覚りのみを求める小乗の教え、牛が菩薩の在り方を求める大乗の教え、本物の牛の車が法華経のことを示しています。

 この話を現代的に読み解けば、玩具の車は若者が好みそうなオートバイでしょう。

 まず最初に三車火宅の喩えについてみていきます。三車火宅の喩えは譬喩品第三に説かれている教えです。

 ある資産家の邸宅が火事になり、瞬く間に火が燃え広がりました。しかし資産家がいくら火事だと叫んでも子供達は遊びに夢中で聞く耳を持ちません。このまま放っておけば子供達は焼け死んでしまいます。そこで資…