激しい欲求(渇愛)が執着を生み、それが原因で思い通りにならないこと(苦)が生じます。

この因果関係を知らずに欲望のままに生きることが根本的な無知(無明)です。そして苦は最終的に老・死という現実となって現れます。

この無明から老・死に至るまでの因果関係を最も高度に理論化したものを「十二支縁起」といいます。

①無明

②行(潜在的な意思による行い)

③識(対象を識別する作用)

④名色(心的活動の主観的・客観的側面)

⑤六処(感覚器官)

⑥触(対象との結びつき)

⑦受(触によって受けた作用)

⑧愛(感受したものへの愛着)

⑨取(愛着したものへの執着)

⑩有(執着によって引き起こされる生存)

⑪生(新たにもたらされた生まれ)

⑫老死(生まれの帰結)

です。