さて、今回からは十二支縁起についてもう少し具体的にお話しします。

十二支縁起は以前お話しした「四聖諦」(苦集滅道)の中の「集(じつ)諦(たい)」(苦が発生する原因についての真理)に相当する概念です。

まず、表面上の意識で発生する感覚からみていきましょう。

「六処」とは感覚器官のことです。身体・目・耳・鼻・舌・意識を指します。

次に六処が外部要因(情報)に触れることで認識が生まれます。これが「触」です。

触には眼触(視覚が対象に触れること)耳触(聴覚が対象に触れること)鼻触(嗅覚が対象に触れること)舌触(味覚が対象に触れること)身触(触覚が対象に触れること)意触(思考器官が対象に触れること)の六種類があります。