「愛」が何度も繰り返し起こることで、対象に、より強く執着するようになります。これが「取」です。

「取」の種類として、①欲取(欲望の対象への執着)②見取(誤った見解に対する執着)③戒禁取(自我が存在するという思い込み)④我語取(自己を不変の主体であると思い込む)があり「四取」と呼ばれます。

「取」が強くなってくると「身口意」つまり身体と言葉と意(こころ)に現れてきます。これが「有」です。この身口意に現れた行いのことを業(カルマ)と呼びます。

仏教では輪廻することも解脱することも全て業によると考えました。業が原因となり、結果として果報をまねくのであるから、積極的に善行を積み、安楽な結果を求めることが必要なのです。