法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 物持ちが良いね、と言われる。確かに、サイズがあう曾祖父の道服を繕って着ていることも多い。また、納屋の奥から出てきた古いカンナやキッチンの奥深くから発掘した包丁をピカピカになるまで研ぎ直して使ってみたり、錆びだらけの鉄のフライパンを丸一日かけてヤスリで磨いたりと、半分趣味で古い道具を復活させるのを楽しんでいる。

 

 先日なども、祖父のタンスの奥深く

 我が家の庭には大きな睡蓮鉢がある。

 長らく放置され、夏にはボウフラの温床となっていたので金魚を飼い、睡蓮を浮かべることにした。金魚が隠れる住処として、これまた庭の片隅に転がっていたオオシャコ貝を沈めた。

 

 この貝。三十センチは優に超す大物。地球上最大の貝といわれ、南太平洋やインド洋の暖かい海に生息するのだが、なぜ家の庭にあるのか、祖母に聞い

 先日近所の親子二代六十年続いたお豆腐屋さんが閉店することになりました。私はそこのお豆腐が好きでよく買っていたのですが近くに大型スーパーが次々と出来て客足が遠のいてしまいました。ところが閉店を予告する貼り紙が出た途端行列が出来るほどの盛況になりました。お客さんは口々に「なんでやめるの、美

味しいのにもったいないわ…」店主はその声に感謝しながらも「残念ながら閉めさせてもらいます

 「お父さん。」

 「何だい?」

 「今みたいに、車に乗って僕が前に進んでいくと、周りの景色はなんで後ろに動いていくん?」

 これは、軽度の自閉症スペクトラム児である小学四年の息子の問いである。

 通常、多くの人は、自分が車で前方に移動すると景色は後ろに遷移していくことを何度か経験すると、それ

は経験則として“当たり前のこと=知識”になる。

 中国西安の郊外にある草堂寺という仏教寺院で、日蓮宗はじめ日蓮聖人門下連合会の各宗が一堂に会して鳩摩羅什三蔵法師(くまらじゆうさんぞうほつし)報恩大法要が執り行われ、私も出仕参詣の機会を得た。この草堂寺というのは法華経がインドのサンスクリット語から漢訳された場所である。

 令和三年つまり再来年、宗祖日蓮大聖人御生誕800年の慶年を迎える。これに先だって、私たちが読誦する妙法蓮華経を