法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

昨年の夏のことである。

種から植えたバジルがたくさんの芽を出し、葉も大きくなってきた。

もうそろそろ収穫時期かなと思い、庭のバジルを見にいってみると、無惨な状態になっていた。

新芽には蜘蛛の巣のように芋虫が棲み着き、葉はバッタにより穴だらけであった。急いで殺虫剤を噴霧し除虫しても全く効果はなし、日々穴だらけの葉を見守るしかしかなかった。

それでも、バジルは少ない

皆さんコロナ禍であっても、供養はしていますか?

私が住職を務めるお寺の先代住職が遷化して早くも一年が過ぎました。

梅雨が明け夏が本番になる七月の中旬過ぎから、八月お盆が終わるまで境内や墓地の掃除を先代と二人で汗だくでしていたものです。

今は一人境内や墓地の草を一本抜くたび、先代との何気ない会話や、後ろ姿を思い出し、気がつけば生きている頃と同じように、心で対話をして過ごしている自

ペットを飼う人が増えているそうです。コロナ禍で在宅時間が長くなったためとも言われています。

イヌ派とネコ派があるようですが、私は物心ついたときからずっとイヌとともに過ごしてきました。

ただ今のようにペットショップで買うのではなく、知人から子犬をもらったり、捨てられたイヌを家に置いたりと言うことで、ほとんどがいわゆる雑種でした。

一度だけ、血統書付きの素晴らしいイヌ

本誌ご愛読の皆様は法華経にご縁の深い方が多いと思いますが、このお経には苦しむ人々に寄り添う慈悲が説かれています。

この内『提婆達多の章』にこんな教えがあります。提婆達多(だいばだった)とは人の名前です。どんな人物か?釈尊(ゴータマ)の従兄弟でありながら最後は生きながらに地獄に堕ちたという壮絶な人物です。

 

提婆とゴータマは父親同士が兄弟で隣国の王子とし