法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 日蓮宗では、お坊さんになるために、誰もが入らなくてはならない修行の場があります。身延山に開設される信行道場です。

 五月から六月末までの三十五日間、私は信行道場で修行僧の指導に当たってきました。ここを修了すれば日蓮宗の僧侶として巣立っていくのです。あれも伝えたい、これも身につけて欲しいとの思いは高まるばかりです。ひと月余りという期間は余りにも短いと感じました。

 それにつけても

 7月を迎え、私事ではあるが、この能勢の地に来てから一年半が経つ。ついこの間までは大学生だったのに、、、時が経つのは早いものだ。

 能勢の山々も新緑に染まり、私のお寺の周りに広がる棚田にも水が張られ一斉に田植えがされました。

 棚田は昔より先人達が大変な苦労をして造り上げてきたものだそうです。

 春の暖かさを実感出来るようになったこれからの季節、晴天には水田に青空と白い雲が映し出され、まるで合わせ鏡の様な美しい光景が能勢を彩ります。

 苗は、これから秋まで太陽と雨と、母なる大地の恵みの水によ

 妙見山の境内には一万年続くブナの自然林があり、大阪府と兵庫県川西市の二府県にまたがり天然記念物に指定されている。

 一万年と聞くと気が遠くなりそうなくらい遠い話のように感じるが、それは毎日毎日の自然のサイクルが重なったことの結果に過ぎない。とはいえ、一万年が一日の積み重ねでできていると思うと、当たり前の山の景色もダイナミズムあふれた生き物のように見えて来る。

 そんな一万年続く