先日何十年かぶりに不朽の名作といわれる『風と共に去りぬ』の映画を観ました。

年配の方には懐かしい作品ではないでしょうか。

アメリカで今から約八十年前に作られ、日本での初公開は昭和二十七年。舞台は日本の明治維新と同じ頃、アメリカの南北戦争です。

当時アメリカ南部の白人は黒人を奴隷として牛馬の如く使役し、綿を中心とした産業によって財産を築き、貴族的生活を送っていました。

主人公のスカーレット・オハラはその南部タラで生まれ育った上流貴族の娘。

しかも長女で幼い頃から何不自由なく、我が儘いっぱいに育ちました。

その頃北部は奴隷解放を名目に南部と戦いアメリカを統一しようとしていました。

結果起こったのが南北戦争だったのです。

貴族的生活に傲っていた南部は完敗。一転奈落の底に突き堕とされてしまいました。主人公のスカーレットも例外ではありません。

富も名誉も一切失ってしまったオハラ家。南北の善悪観は別として、この映画の見せ場、スカーレットは言います。

「神よここに誓います。絶対に屈しません。試練を生き抜いて見せます」

失意の中からくじけず雄々しく立ち上がっていく姿が、南部の風景と雄大で力強い音楽とが相まって、観る者に勇気と感動を与えてくれるのです。

今、人類はコロナウィルス大流行により命の危険に曝されています。経済に於いても同様。社会が根底から崩壊しようとしています。

一年前。いや新年を迎えた時、誰がこの様な事態を想像したでしょうか?

日蓮大聖人が生きられた時代もまさに今の状況が眼前に展開していました。うち続く天変地異によって疫病が蔓延し街のあちこちに死体が累々と積まれていました。

その中で叫ばれたのが「如何なる事があろうとも決して諦めるな。

仏を信じよ。そして、一切の魔を払う法華経を信じよ」と。

今こそしっかりと信じ唱える時なのです。

南無妙法蓮華経 

南無妙法蓮華経 

南無妙法蓮華経