山のたより

能勢家文書

「信友」の「山のお便り」欄の記事を掲載しております。

 子供の頃のお墓参りは誰か知らないご先祖様のお墓だったが、今となっては知らない誰かのお墓ではない。また、直接面識のないご先祖様に対しても、歳とともに繋がりを感じるようになってきた。

 とはいえ回りを見ると、仏壇のない家も増えてきたし、お盆はお墓参りより家族旅行というかたも。

 家族で過ごす時間はとても大切だが、それに加えて仏様やご先祖様と共にある安心感は生きる上で大

 友人がある有名なお寺でご祈祷をしてもらったところ5分ほどしかお経をあげてもらえなかったと、ちょっと残念そうにしていたことがあった。

 自坊にいると当たり前になっているが、ご祈祷で二〇分近くお経をあげるお寺というのは実は少ないのかもしれない。

 御利益はお経の長さに比例するものでは無いが、ご守護神の近くで長い時間祈りを捧げられるというのは、それ自体価値がある体験ではなかろう…

 先月の母の日に続いて今月は父の日が近づいてくる。子供も幼稚園の時には色々作ってプレゼントしてくれたものだが、卒園すると特に何があるわけでもなく、気づくと父の日が終わっている。かくいう自分も恥ずかしながら、なかなか親孝行できずにいる。

 さて親孝行といっても色々あるが、お祖師様は、親の面倒を見たり心配を掛けないようにするのも親孝行だがお題目をお唱えしてご両親の幸せを願うこともまた特

 スプーン作りにはまっている。生木を斧とナイフで削りだすグリーンウッドワークという手法で作る。

 スプーンなどよく目にするものだが、いざ作るとなると角度や深さなど意外と覚えていないものだ。また、木を削って作るのは思いの外大変なのだが、基本のコツを教えてもらうことで、少しは思ったように作れるようになってきた。何事も基礎が大事なのだと改めて感じる。

 さて、私達の人生においても、コツ

 先日、子供の卒園式の保護者の謝辞で印象的な表現があった。それは「忍耐強い愛情で子供を支えてくれた先生方」というフレーズだ。