サンスクリット語のバガバッドの主格「バガバーン」の音写で、仏の異称の一つだ。 仏には「如来の十号」といい十種の呼び名があり、法華経の中にもそれを見ることが出来る…
寺報「信友」
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4月の法話 父の想い母の想い/服部憲厚
コロナまっただ中の令和2年の冬、娘が誕生した。 感染対策の為、病院では家族の立会いも面会も禁止されていたので、我が子の誕生に立ち会うことはできなかった。 …
コラム 彼岸会(ひがんえ)
お盆とともに宗派を問わぬ仏教行事のひとつ彼岸会である。 彼岸の中日は春分・秋分の日にあたり、昼夜が同じ長さになる。これは釈尊の説かれた片寄りやとらわれのない…
3月の法話 煩悩即菩/相川大輔
最近感動したイタリアのテレビドラマの話です。主人公は男性で医師、幼い息子を亡くしたことから立ち直れずにいます。息子を学校へ迎えに行くのですが息子は見当たらず、…
コラム 投機(とうき)
辞典には、相場の変動によって生じる差益を得るために行う取引と説明があるとおり、現代では経済用として使われているが、もとは仏教用語で、機とは仏道修行をなし得る精…
2月の法話 生命に宿る仏性/桑木信弘
冷たい冬の大気。 白い息を吐きながら見上げると冬らしく煌めく星たちが澄んだ夜空に拡がっています。 周囲は米を作る棚田がある為、日照以外の余分な光を当てぬよ…