護美という熟語は中国になく日本で作られた当て字だそうだ。昔から日本人が美しさを護る心を養ってきた表れであろう。ところが最近、車を運転していると気づくことがある…
寺報「信友」
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7月の法話 親から子、子から親/植田観龍
親による子供の虐待事件が後を絶ちません。何とも心が痛み憤りを感じずにはいられません。 さて、私がそう感じるのには理由があります。 先日のことですが、知人を…
コラム 鰐口(わにぐち)
お堂の前に垂れ下がっているヒモを振るとがらんがらんと荘厳な音がする。この音響具を鰐口といいお寺や神社でよく見かける。 これは、参詣者の来意をお堂の神様に伝え…
6月の法話 道場生とともに/日 慧
日蓮宗信行道場。宗門を背負って立つ教師=僧侶=になるには必ず通らなくてはならない修行の場だ。 身延山に年に三回設けられており、それぞれ三十五日間を過ごす。こ…
6月の法話 友人の海外旅行/森 慈徳
私の友人がコペンハーゲンへ旅行に行っていたのですが、その地名を聞き、「コペンハーゲンってどこにあるん?」が私の第一声でした。 友人が、コペンハーゲンでバスに…
コラム 太鼓(たいこ)
太鼓は法要に無くてはならない仏具の一つである。重厚感のある音は場を荘厳にし、テンポのよいリズムに合わせて唱えるお題目は心の雑念を取り去ってくれる。 また、日…
コラム お御鬮(おみくじ)
初詣に行くと、今年一番の運試しと、お みくじを引いて一喜一憂している光景を見る。近年では、当たった外れたと、運試しくらいにしか考えないでおみくじを引く方も多い…
コラム 供花(くげ)
お墓参りに行く時はお花を持っていく し、お寺の本堂にもお花が飾ってある。このような仏前にお供えする花を供花という。 お供えする時、花を仏様か私たちの方か、どち…