境内のご案内
◆正面階段 日蓮宗管長大本山池上本門寺第八十世金子日威猊下染筆の関西身延霊場の碑がある。 |
◆山門 寛政六年再建の山門が阪神大震災を経て老朽化したため、新たに復元する。 |
◆浄水 昭和39年建立。元は井戸水が涌いていたが枯れたため、水を引き浄水堂とする。 |
◆梵鐘(大阪府重要美術品) 元応元年(1319年)5月10日鋳造。 この梵鐘は、もともと山城国乙訓郡神足郷(現在の長岡京市)真言宗勝龍寺にあったが、能勢頼次公が大阪の陣より凱旋の際、淀川源八堤に捨てられていたのを持ち帰り、当時の布留神社へ奉納し、明治になって当山に納められた。 |
◆本堂 天明年間に再建された本堂の正面には、日蓮宗総本山久遠寺第七十四世自厚院日鑑上人御染筆の「関西身延」の山号がかかげられ、西隣する客殿御真骨堂とは渡り廊下にて連接している。 内部には木造本尊の一塔両尊四士(合掌印)が安置されている。祖師像は説法像。他に、内部の脇には開山上人・開基檀越・妙見大菩薩・三十番神が奉祀されている。 |
◆扁額(関西身延) 日蓮宗総本山身延山久遠寺第七十四世日鑑上人の揮毫。 |
◆客殿・御真骨堂 天明年間第二十世日曦上人の代に再築された。本堂に西隣するこの建物の正面奥は宗祖日蓮大聖人御真骨奉安殿になっており、宗祖の御真骨と霊像柏木の祖師を奉安する。本山が「関西身延」と呼ばれる由縁はこのためである。 |
◆行学院日朝上人 日朝上人は室町時代の高僧で、八歳で出家され、七十八歳で亡くなるまで学問に全精力を傾けられました。晩年は視力をなくし、祈りによって回復したため、のち眼病平癒の神様とされ、また学問の神様ともされている。 |
◆浄行菩薩 法華経涌出品おいて、教主釈尊の召命に応じて大地より涌出した四菩薩の一人。水を司る浄行菩薩は、自身の悪いところに水を掛けて願えば平癒すると伝えられる。 |
◆納骨堂 當山に納骨されたお骨が安置してある。 |
◆金高龍王堂 商売繁盛の神様と伝えられる。 |
◆鬼子母尊神堂 子供を授け、子供を守ってくださる子育ての神様。安産・子授け・子育てに御利益がある。 また法華経を信仰する者を守ってくださる神様でもある。 |
◆常富大菩薩堂 |
◆七面大明神堂 末法総鎮守七面大明神と尊称する。その本地については、法華経提婆品の竜女とも言われており、古くから女性の信仰を集めている。除災得幸、商売繁盛、所願成就を祈る人が後を絶たない。 |
◆七面の滝(白糸の滝) 七面堂の奥、奥の院登詣口にあるこの滝は、白糸の滝とも呼ばれ、年中水の枯れることがなく、厳寒期にも法水を浴する者が絶えない。また、この滝は、身延七面山と養珠院お萬の方との縁になぞらえて、別名お萬の滝とも呼ばれる。 |
◆妙見山奥の院参道 真如寺の東方約1Kmのところに妙見山奥の院があり、妙見大菩薩、祖師堂、庫裡、八大龍王碑などからなる。元和8年(1622年)6月鋳造の梵鐘があり、この梵鐘には寂照院日乾上人の銘文が刻されている。 古来、妙見山、奥の院、真如寺の三カ所を唱題行脚することは、その功徳絶大とされ、「戒」「定」「慧」の三学を円成することができると称し、今も徒歩参拝する人が多い。 |
◆庫裡 |