毎朝の通勤の道が明るくなったように思ったら、通学している中高生が一斉に夏服に替わっていたのだった。日本では平安時代から衣更(ころもが)えの習慣があり、現代でも…
お寺の歳時記
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コラム 啓蟄(けいちつ)
三月になると身を切るような風の冷たさも少しずつ柔らかくなってくる。そして春の準備が整いつつある大地へと冬眠していた虫が出てくる。この日を二十四節気の一つ、啓蟄…
コラム お会式とお綿
十月から十一月にかえて日蓮宗のお寺ではお会式が行われる。お会式とは日蓮聖人がお亡くなりになった年忌法要の事だが、多くのお寺ではこのとき聖人の頭にお綿をかぶせる…
コラム 日朝上人千日詣り
梅雨が明けるとセミが鳴き始め、蛙の大合唱が夜空に響き渡る。これが聞こえ出すと、いよいよ夏が来たという実感がわいてくる。そうこうするうちに、暑さも本格的になって…