「ぶんべつ」と読めばゴミなどを種類によって分けることをいう。「ふんべつ」と読むと、理性で物事を区別し、善悪、道理をわきまえることをいう。経験・識見などから深く…
仏教まめ辞典
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コラム 融通無碍(ゆうずうむげ)
「融通」は、臨機応変に事を処理すること。金銭や物品などを互いにやりくりする場合にも使う。また「無碍」は仏教に語源があり、障害・障礙のない状態、つまりさわりや妨…
コラム 精霊(しょうりょう)
お盆やお彼岸には、ご先祖の精霊を迎え、御供をし供養します。 亡くなった人の霊魂、たましいを、精霊あるいは御精霊といいますが、仏ということもあります。事件もの…
コラム 精進(しょうじん)
ご先祖の精霊を迎えるお盆に肉食を控える地方や家があります。 このような肉や魚を使わない料理を精進料理といいます。精進という語は仏教語で、努め励むことを意味し…
コラム 虫払会(むしはらい・え)
道教では、人の腹中に三尸(さんし)という三匹の虫が棲んでおり、庚(こう)申(しん)の夜眠っている間に天に昇りその人の罪悪を上帝に告げ、生命を縮めるとされていま…
コラム 三宝(さんぼう)
「篤く三宝を敬え。三宝とは仏法僧なり……」とは、聖徳太子の十七条憲法の第二条です。仏(真理に目覚めた人)・法(仏の説いた教え)・僧(仏に従い修行する者たち)を…
コラム 無垢(むく)
若い夫婦の門出を祝うのは、当人でなくても心改まるものだ。結婚式の花嫁というと「白無垢」の姿が思い浮かぶ。神聖な儀式などでは、古来から身も心も汚れていない証(あ…
コラム 天邪鬼(あまのじゃく)
人が右だと言えば、いいや左だと何事によらず、人の意見に逆らって片意地を通す、つむじまがりの者を、一般には天邪鬼と呼んでいる。 本来は毘沙門天の鎧の下部にある…
コラム うきよ(憂き世・浮世)
「浮世の荒波にもまれる」などといい、この世の中、世間、あるいは人生をさして言うときに使われる。もとは「つらいこの世・無常の世」という意味で「憂(う)き世」を使…