「広辞苑」に貪着を、足ることを知らず物に執(しゆう)着(じやく)すること。むさぼりつくこととある。 人間の欲望にはキリがない。満足することを知らず貪り求める…
仏教まめ辞典
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コラム 変化(へんげ)
ヘンカと読むと別の状態・性質に変わることを意味し、ヘンゲと読めば妖怪変化などと、妖気漂う意味合いが強くなる。もとはサンスクリット語のニルマーナ。万物の変わるこ…
コラム 七夕(たなばた)
七月七日の夜に星を祭る行事。葉竹に様々な願い事を書いた五色の短冊を飾って祈る。五節句の一つ。 天の川の両岸にある牽牛星と織女星とが年に一度相会するという中国…
コラム 納経(のうきょう)
辞書には、現在・未来の安穏や追善供養のため経典を寺社に納めること。またその経典などと説かれている。 インドでは古くから経典を土中に埋める、あるいは塔に納める…
コラム 脱落(だつらく)
辞書には、ぬけ落ちる、捨て去る、などと説かれている。特に文章の中において必要な語句や文字が抜けていることを指すこともある。 また落伍と同様、仲間について行け…
コラム 根性(こんじょう)
気立て・こころねのこと。ド根性などと、困難にもくじけない強い性質、何事にも負けずに努力を続ける気力といった意味にも使われる。 もとは仏教語で、仏の教えを受け…
コラム 増上慢(ぞうじょうまん)
心の驕(おご)りたかぶりのこと。まだ悟りを得ないのに得たと思い上がることをいう。 慢とは、他人と比較して、自分が優れていると思いこみ他を軽蔑する心の働きをい…
コラム 竜(りゅう)
辰年もひと月が過ぎたが竜のお話しを。 西洋のドラゴンは悪竜で英雄に退治される話が多い。我々に馴染みがあるのは中国の竜で、大蛇に似た身体に八十一枚の鱗、二本の…
コラム 縁起(えんぎ)
吉凶の前兆、きざしとして一般に使われることが多い。たとえば不吉な言葉や行動に気をつけることを縁起を担ぐなどと言う。 このように、迷信や俗信と同じように用いら…