時と共に多くの改良が重ねられた暦ですが、現代では考え方も様変わりして、暦に示されている様々な吉凶を迷信だと思われている方も多いでしょう。確かに語呂合わせの様な…
暦のあれこれ
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コラム 暦と人々(六)
暦に縛られなかった有名な戦国大名といえば豊臣秀吉もその一人です。 多くの合戦に勝利した秀吉は、暦をうまく扱っていたようです。 天正十年(一五八二)本能寺の…
コラム 暦と人々(五)
戦国時代の軍師は作戦や外交を手がけたわけですが、それとは別に暦を元に合戦に必要な日時、方位の吉凶を占う役割もありました。そんな吉凶を占える軍師を別名軍配者と呼…
コラム 暦と人々(四)
前回までは、暦に日常を支配されていた平安貴族のお話を紹介しました。 では、逆に当時の武士の場合はどうだったのでしょうか。当時の記録を見てみると、源平合戦の時…
コラム 暦と人々(三)
平安時代、暦は選日の吉凶を中心に利用され、人々はそれに縛られていた事を前回述べました。 そしてその当時、暦の吉凶を占っていた有名人といえば、安倍晴明です。古…
コラム 暦と人々(二)
鎌倉時代初期に成立した「宇治拾遺物語」という書物に、当時の暦にまつわる話がのっています。 ある身分の低い女官が下級役人に暦の書写を依頼したところ、その役人がい…