十二支にも木火土金水の五行が配当されています。亥子が水、寅卯が木、巳午が火、申酉が金、丑辰未戌が土です。 以前記した十干と十二支を一つずつ当てはめたものが、…
暦のあれこれ
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コラム 十干と十二支(二)
暦に関することで私達に一番馴染み深いのが十二支ではないでしょうか。現在でも「私は申年なので今年は年男です」という話はよく聞きます。 十二支も五行説に基づくも…
コラム 十干と十二支(一)
前回まで五行説について書いてきましたが、暦の中で一番よく目にする五行といえばやはり、十干と十二支でしょう。 十干も十二支も五行に基づいていますが、起源は古代…
コラム 五行について(四)
以前、風水が流行し、テレビや書籍等でよくとりあげられていました。この方角にはこの色の物を置けば良い、といった様なものですが、これにも五行が深く係わっています。…
コラム 五行について(三)
五行説では、様々な事象や事柄を木火土金水の五行に当てはめます。 季節で言えば、春は木、夏は火、秋は金、冬は水、そして土用と言われる各季節の終わりにある十八日…
コラム 五行について(二)
五行説は、世界は五つの要素、木火土金水の生み出す関係と剋する(やっつける)関係とで出来ているという説です。 木は燃えて火を生み、火は灰となり土を、土の中から…
コラム 五行について(一)
暦には「暦注」というものが示されています。暦注とはその日が吉か凶か、何をすれば良いか、何をしてはいけないのかを表したものです。今でも大安、仏滅等を見る機会は多…
コラム 新暦と旧暦(十一)
明治政府は改暦にあわせて、全ての暦注を迷信として暦から削除しました。暦注とは陰陽五行説に基づいた、暦についている様々な吉凶判断です。その暦注を除いた暦を、政府…
コラム 新暦と旧暦(十)
明治初期の突然すぎた旧暦から新暦への改暦は、民衆の大混乱をもたらしました。地方では、新暦廃止を求めて暴動が起きた所もあり、国民もすんなりと世府の政策を受け入れ…
コラム 新暦と旧暦(九)
明治の旧暦から新暦への改暦は明治五年十一月九日の告知から十二月三日の実施までわずか二十三日しかないという、かなり急な出来事でした。 しかし、この性急な改暦に…