山のたより

能勢家文書

「信友」の「山のお便り」欄の記事を掲載しております。

 星祭(ほしまつり)と言う単語を初めて聞く人は七夕のようなロマンチックなお祭りを思い浮かべるようだ。

 私も子どもの頃は、夜に行われるこのお祭りを、漠然となんだか素敵な名前のお祭りだなと思っていたが、実際に参加してみるとお経を読誦し続ける、とても渋いお祭りだ。

 当山では新たな季節が始まる節分の日に星祭を行うが、これは運命を司る妙見様を筆頭に様々な天空の神様を勧請して今年一年の厄

 結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。

 これはとある結婚情報誌のキャッチコピーで、多くの方の共感を呼んでいると評判だ。

 結婚すべきだとの考えも世間に根強く残ってはいるが、若い世代を中心に、よく言ってくれたと感じている方が多いのだろう。

 私たちは過去の習慣の延長で行っている事がたくさんあるが、その意義を忘れて形だけになってしま

 十二月八日はお釈迦様が菩提樹の下で悟りを開かれた日と言われこの日は成道会を行うお寺も多い。

 根源的な苦しみを離れるための真理を悟ったお釈迦様だが、最初はその真理が難解すぎて人々が理解できないのではないかと考え、皆に教えを説くのを躊躇されたそうだ。それでも人々を救いたい一心で教えを説かれたのである。

 それから遙か長い年月を経て日蓮聖人に伝わり、そしていま私たちがお題目という形

 山が色づく季節が巡ってきた。整えられた庭の紅葉も良いが、里山の色とりどりの美しさも捨てがたい。

 ところで、里山は自然にできたものではなく、人間が炭や薪を採るために人工的に作った森だ。人工的と聞くと自然の対極にあるようだが、意外な事に自然の森より多くの生き物が住んでいる。人が手を入れることで、より多くの生き物が共生できているのだ。

 仏教は人の価値は生まれではなく、何を為したか

 現代人の悩みはつきない。今日のランチに職場の人間関係、果ては不安定な世界情勢等々。悩んでもどうしようもないことも多いのに、いろんな情報に踊らされ悶々と悩んでしまう。

 そんな悩みにお釈迦様は自分ができる部分に集中するのが大切だとおっしゃっている。苦の原因は、自分の思い通りにいかないことだ。悩みの原因を自分のできる事とどうにもならない事に分け、前者に集中する。

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