10月のお便り

 最近、テレビや雑誌などでお葬式の特集をよく見かけます。その多くは、お葬式はお金がかかりすぎるので簡素にしようという話。節約のため誰にも亡くなったことを告げずにこっそり送り出す方も増えているそうです。

 でも、お葬式は亡くなった方のためだけにあるのではなく、残された方にとっても別れをかみしめその縁を確認する場です。

 必要以上にお金をかけるのは反対ですが、お金の観点からのみ論じていては本末転倒になってしまいます。

 本来の意義をいま一度見据える必要を感じました。    U.K