10月のお便り

 親切心も一歩間違えるとお節介だ。

 子供と遊んでいたときハサミが上手く使えないので、親切心で切ってあげたら、自分でやると大泣きされた。上手く切る事よりも、自分で切る事が大事だったのだ。

 子供だけでなく大人同士でも、こちらが親切心で手を出すとかえって迷惑をかけてしまうことはよくある。

 行動だけを見るとその境界は曖昧だが、お節介は自分の考えを押しつけている場合が多いのではないか。

 自分の考えに執着せず、相手をよく見て行動すれば相手の心にも必ず届く。   U.K