9月のお便り

 人は一人では生きられず、いろいろな方のお世話になってなんとか生きている。

 もっとミクロの視点で観ると身体の内部でも腸内細菌のおかげで人間だけでは採れない栄養を摂取できているのだとか。

 草や木ですら、根に付く菌によって、自分で生成できない栄養をお互い与え合って生きているという。子細に見てみると、世の中は無駄な物など何一つないのかもしれない。

 私たちが信仰する法華経は全てが平等に価値があるのだと説く教えだ。生きづらい世の中と言われるが、精一杯生きていきたい。U.K