昨年九月に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」から送られてきた鮮明な映像は、「一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍」といわれたアポロ計画以来の大きな成果をもたらし、再び「月」が注目されています。

 読売新聞(1月25日夕刊)に、日蓮宗大荒行堂の記事があり、当山住職のコメントも掲載されていました。

 昨年11月1日に始まった荒行も今月10日に成満の日を迎えます。

 

 新年明けましておめでとうございます。

 私は、昨年一昨年と冬の間は、千葉県中山にある日蓮宗大荒行堂の副伝師に就任し、行僧とともに寒一百日間の修行生活を過ごしており、久方に能勢でお正月を迎えました。

 「ようやくここまでたどり着いた」

 フォーマルドレスを身につけ、ワインレッドのつば広帽子を被った私。遠方の友人の結婚披露宴に招かれた帰りのこと。いつになくおしゃれをしたものの、両手にはたくさんの引き出物がぶら下げられて、もうこれ以上歩くこともできないほどに疲れ果てていた。

 まだ宅配便がなかった、三十年も前のことだ。でも忘れもしない。