回向や施餓鬼法要などで故人の戒名などを書いて立てます。 サンスクリット語のストゥーパを音写した語で、卒塔婆(そとうば)また単に塔とも訳されます。 大きなお寺にそ…
寺報「信友」
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8月の法話 亡骸に触れる/服部憲厚
先日、お葬式の最後のお別れの場に立ち会った。それは、お孫さんの一人の男の子が、棺に寄り添い亡きおばあちゃんの頬に触れたときのことである。父親が「こらこら!触った…
7月の法話 感応道交/相川大輔
最近、アメリカ出身の青年に仏事を教える機会があった。彼の母親は日本人だが彼自身は幼少期よりアメリカで育ち、当然アメリカ人として生きてきたので、日本語はカタコト…
コラム 盂蘭盆会(うらぼんえ)
一般にはお盆と言われています。供養されない死者の霊は餓鬼道に堕ちて、飢渇の苦しみを受けるといわれています。盂蘭盆経という経典には、仏弟子の目連尊者が餓鬼道に堕…
6月の法話 星の光が見守っている/桑木 信弘
お寺の周囲に広がる棚田にも水が引かれて田植えの季節となりました。 周りの山の木々も緑で彩られ小鳥は囀ずり水田には空の青さと白い雲が映し出され、夜空を見上げると冬…
コラム 回向(えこう)
廻向とも書き、廻転趣向の意で自身が積んだ善根功徳を、自分のものとしないで、ある目的の達成のために回し向けることを言います。 一般に回向というと、ご先祖の供養など…