コラム 縁起 

存在のあり方の特質に関して仏教では独特の把握の仕方をしました。 その理解の原理を「縁起」といいます。 「縁起」とは、あらゆるものは他のあるものに縁って起こる(依…

続きを読む

コラム 三昧

大乗仏教における菩薩の修行として利他行と並んで重要視されたのが「三昧」です。三昧は、心を平静に保ち、一つの対象に精神を集中させる修行で、釈尊の時代から出家者にと…

続きを読む

コラム  方便

大乗仏教の利他行を実践するためには、難しい理論ではなく、実践的な方法が求められます。 釈尊は、救いを求める人々の理解力や苦悩の現実に即して、その人にとって最も的…

続きを読む

コラム 六波羅蜜

大乗仏教における菩薩の代表的な修行の一つが六波羅蜜(ろつぱらみつ)です。 波羅蜜(はらみつ)とは、伝統的な解釈では「彼岸に渡った」という意味があります。 「彼岸…

続きを読む

コラム 自利行と利他行

法華経茶話のⅠ部でも説明しましたが、大乗仏教の教えを実践する者のことを菩薩と呼びます。 菩薩は釈尊と同じ悟りを得るために修行をし、また、釈尊と同じように慈悲の心…

続きを読む

コラム 大乗仏教の出現

根本分裂が起こって以後の仏教を部派仏教と呼びますが、その頃の仏教はあくまで個人の悟りを主な目的としていました。 しかし、大衆をターゲットにしたヒンドゥー教のわか…

続きを読む