コラム 衣裏繋珠喩(一)

 続いて衣裏繋珠喩をみていきます。  ある人が大変裕福な親友の家に遊びに行きました。その人はいつしか酔いつぶれ、眠ってしまいました。そのうち友達は出かけなくてい…

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コラム 化城喩(二)

 この「化城喩」は衆生の功利的な信仰を、永遠の真理を求める大きな信心へと導こう、というお釈迦様の願いを示すものです。仏道(砂漠)は長く険しいけれど、真理(宝)は…

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化城喩(一)

続いて化城喩についてみていきます。化城喩は「化城喩品第七」に説かれる比喩です。多くの人々が、智慧もある隊長に連れられて、遠い国へ珍しい宝を求めて旅に出ました。…

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三草二木喩(二)

この三草二木の喩えでは、お釈迦様がご自身の説法を、大小さまざまな草木に降り注ぐ雨に喩えて語られております。草木は我々衆生を指しておりますが、その草木へ均等に雨が…

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三車火宅喩(二)

 この三車火宅の喩は舎利弗に請われてお釈迦様がお説きになった喩え話です。資産家はお釈迦様、火事になった邸宅は欲が渦巻く現実世界、遊びに夢中になっている子供たちは…

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