11月のお便り

 近年、お葬式を始め様々な宗教的儀式が簡素化されたり、宗教者抜きで行われる様になったりしている。日本では政教分離が進んでいるので、その影響もあるのかもしれない。

 意外な事に、欧米では様々な場面で宗教が行政に組み込まれており、例えば入籍の書類に宗教者のサインが必要な国もあるようだ。

 宗教が組み込まれる事の功罪はともかく宗教が身近でなくなってきているのは淋しいと同時に不安に感じる。

 仏さまに見守られているという感覚を感じることで、より確かな今を生きていけるのではなかろうか。 U.K