10月のお便り

75歳以上の後期高齢者は一定の運動を続けていないと約1週間で脚が弱り、いざ動こうとしても5分ほどで限界が来てしまう(読売新聞9月16日夕刊)という記事を読んで驚いた。

たった1週間で退化してしまうとは。コロナ禍の中、外出する機会が減り、運動量の減った人も少なくないだろう。

しかし考えれば運動だけではない。

歌舞・学問、何にしても日々の修練を怠っては力を保つことはできない。

信仰も同様、気を抜いては仏との距離が遠ざかってしまう。

コロナ禍にあっても、続けるべきものは続けていきたい。  K.J