9月のお便り

 記録的な暑さもようやく下火になってきたようだ。下界より涼しいはずの能勢でも、暑さに弱い私には、この夏は特別きつかった。

 もう一週間もあれが続いていたら、どうなっていたことやら。お陰で生き返った心地である。

 しかし、暑い暑いと愚痴をこぼすより、まず現状を受け容れて耐えることも大事だ。

 日蓮聖人は「冬はかならず春となる」と説かれている。夏もまたかならず涼しい秋となるのだから、じたばたする必要はない。来るべき冬に備えて、寒い寒いと言わぬよう、心の準備をしたい。K.J