法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 大阪のオバチャンはいつも飴を持っている。

 そんな話をテレビで聞いた。「本当かな?」「何で飴なんか持っているんだろう?」

 家では誰もそんな習慣がないので、大笑いしたものである。でも、その後これもたしなみのうちなのだと納得することになった。

 コンサートを聴きに行った時のことだ。空気が乾燥していることもあって、咽がいがらっぽくなり、とうとう我慢できずに咳き込み始めた。ハンカチを口に

「これ、両替できますか」と、千円札を出された。

「百円玉、十枚でいいですか」と尋ねたら、
「五円玉を入れてもらえたら有り難いんだけど…」

「五円玉ねぇ、申し訳ないけど十円玉しかないんですが、それでいいですか」
「五円玉、無いんですか」と、残念そうな顔。

 隣で受付していたNさんが見かねて言った。

 今月三日は節分です。
節分が明ければ立春となり、実感出来ませんが暦の上ではもう春となります。

 年賀状の挨拶に「新春」「初春」と書く様に、旧暦では春を一年の始まりとしていました。節分は、正月気分からもう一度気を引き締め、決意を新たにする良い機会です。

 また節分といえばやはり豆まきでしょう。

 明けましておめでとうございます。
先行きの不安が拭い去れない昨今、まずは何もかも吹っ飛ばすパワーを初詣で戴き、本年がよい年となりますようお祈り申し上げます。

 ところで、初詣に晴れ着でいる方をあまり見かけなくなりました。
山の上まで来るには、窮屈な服装よりラフな格好の方がいいということもあるのでしょう。

 今年も新しい年を迎え、全国各地の神社仏閣は初詣の人々で賑わいを見せています。
宗教離れが進んでいるとはいえ、昔も今も、正月には必ず初詣に行って手を合わせる人は多いはずです。
私も、初詣の方々をお迎えする立場ではありますが、今年こそはよい年になるようにと、一年の安泰を祈って手を合わせました。