法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

 「天井裏で、チュウと言う泣き声とチョコチョコと走る足音、その後から少し大きな動物の足音が響いてくるんですよ」
「ウチも、天井裏を走る小さな足音と、それを追っかけるような少し大きな足音が響いてますんや」

先日、真如寺奥之院でお給仕をさせていただいていた時のことです。

かわいいリスが機械から出てきたクルミの善し悪しを判断し、良いクルミだけを割って中身をチョコレートの機械に入れます。

これは映画「チャーリーとチョコレート工場」の一場面ですが、なんとこのシーンはCG(コンピューターグラフィック)ではなく本物のリスを使って撮っています。動物の本能に逆らってクルミの中身を食べないよう訓練をするのは非常に大変で、このリスは二千回を超える反復練習を積み重ねたそうです。

厳しかった冬もいつしか過ぎ、緑はまばゆく、頬をなでる風も優しい季節となりました。風というと近頃大ヒットした『千の風になって』という歌を思い浮かべます。


私のお墓の前で泣かないで下さい
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています 

「気骨」という言葉があるが、読み方一つで意味が異なる。「キコツ」と読むときは、自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気のこと意味する。一方、「キボネ」と読む場合は、心づかい、気苦労や心配といったことを意味するそうだ。最近では、キボネという読みの方が一般的な傾向にあるように思える。しかし明治人の性格を一言で表現すると、このキコツがぴったりとする。