法話(毎月更新)

真如寺の僧侶が毎月交代で法話を書いております。何気ない日常にある法華経の教えを感じて頂ければ幸いです。

厳しかった冬もいつしか過ぎ、緑はまばゆく、頬をなでる風も優しい季節となりました。風というと近頃大ヒットした『千の風になって』という歌を思い浮かべます。


私のお墓の前で泣かないで下さい
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています 

「気骨」という言葉があるが、読み方一つで意味が異なる。「キコツ」と読むときは、自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気のこと意味する。一方、「キボネ」と読む場合は、心づかい、気苦労や心配といったことを意味するそうだ。最近では、キボネという読みの方が一般的な傾向にあるように思える。しかし明治人の性格を一言で表現すると、このキコツがぴったりとする。

三月二五日、妙見山奥之院で妙見堂始め諸堂の改修工事落慶奉告法要が営まれました。その折りの奉告文の要旨を掲載します。

(奉 告 文)
謹み敬って仏祖三宝宗祖日蓮大聖人、御開山寂照院日乾上人以来歴代の先匠、法華経擁護の諸天善神殊には開運北辰妙見大菩薩等、来臨影嚮照智照鑑なさしめたまえ。

 すっかり春らしい陽気になりました。妙見山上の桜も開花に備えしっかりと蕾(つぼみ)をつくっています。しかし蕾をつくるのは植物だけではありません。私たちの心にも花を咲かせる蕾があります。ではどうすれば花が咲くのでしょうか?それは御題目です。

 先日友人のK君と久し振りに会った時、面白い話を聞いた。
K君は会社の部署で昇進し、そのお祝いにと出かけた時に、階段から落ちて足の骨を折ってしまったそうだ。

 そして病院でどうせ会社を少し休むのだからと、ついでに健康診断を受けてみると、なんと胃にポリープが見つかった。骨を折ったおかげで早期発見できて助かった。という話だった。