コラム 写経(しゃきょう)

 お経文を写すことを写経といいます。仏の教えを知りたくても、昔は経典は今のように活字ではなく写すしかありませんでした。お経を写すことは、自分ばかりか他の人にもそれを伝えることができるものです。教えを弘めるという功徳は大変大きなものなので、写経は法華経の修行法として説かれる五つのうちの一つとされているのです。

 新年を迎え初めて文字を書くことを「書き初め」また「ふではじめ」などともいいます。各地で書き初め大会などが催されますが、古来正月二日に吉方(えほう)に向かってめでたい意味を持つ詩歌や句などを書く習慣がありました。

 能勢妙見山では毎年、金紙に法華経の経文を書く書き初め写経会を催しています。年の初めに皆さんも是非写経をしてみては如何でしょうか。(真如寺では写経会は行っておりませんが、写経のお手本と料紙をお分けしております。詳細は寺務所までお問い合わせください。)