スペインのバスク地方にサン・セバスチャンという世界的に美食で有名な町がある。しかし昔から有名だった訳ではなく、十年程前は、あまり知られていない小さな町だったと…
法話(毎月更新)
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9月の法話 再会/末田真啓
人生において、数十年ぶりの同窓会での旧友との再会や、思い掛けない所での知人との偶然の出会いなど記憶に残る再会を経験された方も多いでしょう。 最近、子供の頃に…
8月の法話 指に学ぶ親心/倉橋観隆
今、本誌を手に取って読んで下さっている貴方、その手のひらを見て下さい。右でも左でもどちらでもかまいません。その手の指にはそれぞれ名前が付いています。親指、人差…
8月の法話 この夏は/小林謙照
「おいしい!」子ども達の声で夏の暑さも吹き飛んだ。私は気が向いたときにカレーを作るのだが、今回は子ども達も特に気に入ってくれたようだ。 以前は大人用と子ども…
7月の法話 ところ変わっても南無妙法蓮華経/日 慧
六月六日から十三日、有志ご信者様たちと総勢十七名にて、アメリカのラスベガス観音寺様へ参拝の旅に出ました。 三年あまり妙見山・眞如寺でご修行され、今年二月に荒…
7月の法話 駄菓子屋考/服部憲厚
子供の頃の楽しみといえばなんといっても駄菓子屋である。 当時ひいきにしていた店は、無口で強面のおばちゃんが切盛りし、今にも潰れそうな四畳半程の古ぼけた店であ…
6月の法話 ゴールの次へ/植田観肇
パチリと何気なく撮った写真にこの世のものではないものが写っていたら?京都の大将軍商店街で写真を撮ると幽霊ならぬ妖怪が写ってしまうらしい。 怪談にしては少し時…
6月の法話 あの感動をもう一度/偉美理庵
本を読むのは楽しい。学術論文であっても時代小説であっても、しばしその世界に浸りきるのは、いながらにして別世界を旅するような気分になれる。 今日は気楽な旅行気…
5月の法話 「キレル心」と向き合う/倉橋観隆
先日「キレル現代人」という題の医学雑誌を目にしました。それには若者に限らずキレル年齢層は高齢者にも広がり、その増加率は若者を上回っているとのこと。怒りをぶつけ…
5月の法話 今、この場を大切に/宮本観靖
五月となり、朗らかな季節となりました。旅行や行楽にぴったりなこの時期、爽やかな雰囲気とは対照的に話題となるのが、五月病と言われるものです。 重症になるとうつ…