駅の売店でペットボトルの水を買ったときのこと。 「ビニール袋に入れましょうか」、と店員さんに聞かれたのでカバンに入れるために袋をお願いした。おつりをもらい、…
法話(毎月更新)
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10月の法話 酒は飲んでも飲まれるな/服部憲厚
「卒業十周年記念旅行をやろう!」 久しぶりに大学の同期数名で集まった居酒屋談義でのこと。K君のこの提案はほろ酔いの私達の賛同を得て即時に可決された。いい調子で酒…
9月の法話 ゆとり/新實信導
もう少し余裕を持てば、慌てずにすんだのにと…。後悔することが多い。 毎日何かに追われている気がしてならない。早く起きれば別のことをしてしまい、いつもの時間に…
9月の法話 苦労の後には/宮本観靖
学校の夏休みも終わり、地域の子供達も元気に登校し始めました。 そんな子供達に「久しぶり!元気にしていた?夏休みはどうだった?」などと話しかけるのですが、多く…
8月の法話 教えることは教えられること/日 慧
日蓮宗では、お坊さんになるために、誰もが入らなくてはならない修行の場があります。身延山に開設される信行道場です。 五月から六月末までの三十五日間、私は信行道…
8月の法話 食への感謝/栗原 啓文
昨今、飲むだけで痩せるサプリ、付けるだけでお腹が引き締まるベルトなどダイエットに関する新商品が続々発売されている。それだけ日本人の美意識が高まっているというこ…
7月の法話 口癖/倉橋 観隆
「無くて七癖。有って四十八癖」 人にはそれぞれ癖というものがあります。その中に口癖もあります。 私の場合、二十代の頃はすぐに「どうせ」が口をついて出ていまし…
7月の法話 継続は力なり/箕浦 渓介
7月を迎え、私事ではあるが、この能勢の地に来てから一年半が経つ。ついこの間までは大学生だったのに、、、時が経つのは早いものだ。 「継続は力」この言葉の意味を私…
6月の法話 ひねくれ者の強さ/植田観肇
妙見山の境内には一万年続くブナの自然林があり、大阪府と兵庫県川西市の二府県にまたがり天然記念物に指定されている。 一万年と聞くと気が遠くなりそうなくらい遠い…
6月の法話 それぞれの実りと収穫を/桑木信弘
能勢の山々も新緑に染まり、私のお寺の周りに広がる棚田にも水が張られ一斉に田植えがされました。 棚田は昔より先人達が大変な苦労をして造り上げてきたものだそうで…