「カンラン持っていくか」祖母が今から畑に行って野菜を取ってくるからもう少し待ってほしいと母に伝えた。しばらくすると、祖母は大きなキャベツを抱えて畑から帰ってきた…
法話(毎月更新)
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12月の法話 賀状前にて/中沢 勇輝
年末に近づくにつれ、とにかく忙しい。スマートフォンのグーグルカレンダーでスケジュール管理をしているのだが、毎日のように何かしら予定が入っている。前回、丸一日休…
11月の法話 心に潜む毒/倉橋 観隆
お釈迦様の信者には様々な人がいます。その中の一人に維摩(ゆいま)という人がいました。彼はお釈迦様の教えの究極を悟っていました。その維摩が病気になった時、お釈迦…
11月の法話 泥臭さの中にこそ/栗原 啓文
朝晩は肌寒く感じることが多くなってきた。異常気象といわれる程の猛暑だった八月の暑さは、一体どこへ行ってしまったのだろうか。それにしても今年の夏は、気温もそうだ…
10月の法話 四劫を出でたる常住の浄土なり/日 慧
地震、台風、豪雨。それに伴う土砂災害など、被害に遭われました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様には一日も早い復興をお祈り申し上げます…
10月の法話 後悔したからこそ/箕浦 渓介
「あんなことしなければよかった」「あのときこうしておけばよかった」と人生には数え切れないほどの後悔があるものです。しかしあの時後悔したおかげで今の自分がある、…
9月の法話 UFO/植田観肇
4年ほど前からたびたびUFOを呼ぶ機会を頂いている。といっても、怪しげな団体に勧誘されたわけではなくアートイベントの一環なのだが。いるかどうか分からない何かに…
9月の法話 良薬を頂きましょう/桑木信弘
梅雨が明けて夏になりました。今年は例年よりも暑い日が続いたせいか、棚田の稲はいつもより早く実り穂先が垂れています。 豪雨の被害や台風にも、暑さにも負けずに静…
8月の法話 合掌の心とは/倉橋観隆
うちでは五大紙の一つS新聞を長年購読しております。この新聞屋さんの配達の姿に感動を覚えます。その人の年令は五十才ぐらいでしょうか。 随分以前のことです。夕刊…
8月の法話 ふたりのはげつるぴん/小林謙照
先日、ある蒸し暑い夜、春先におかっぱ頭にしていた息子の髪が伸びてきて暑苦しそうだったので「そろそろ髪切るか?」と聞くと「きるー!」と元気のいい返事。どんなのが…