鬼子母神様は元は鬼神でした。人間の子供の肉が大好物でそれを食べて母乳にして我が子を育てました。それがお釈迦様の教化を受けて改心し子供を守る善神になったというお…
法話(毎月更新)
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5月の法話 一期一会/中山 教諒
高校の課外授業で私は茶道を履修した。茶道は日本の伝統的文化である。その始まりは、仏前への献茶、作法を取り入れたことだ。また、平安時代には修行僧が眠気覚まし、病…
4月の法話 昼夜常精進/日 慧
今朝はカミナリとともに雪が降り出した。もう桜が咲き出すところになっての寒の戻り。 辞書では、春先に一時的に寒さがぶり返すことを寒の戻りと言うそうだが、先日までの…
4月の法話 日常の中に /箕浦 渓介
仏教の「修行」と聞いて多くの人の頭に真っ先に思い浮かぶのは「掃除」ではないだろうか。 例えば時代劇やアニメ等で「お寺の小僧さん」といえば大抵、床の雑巾がけをして…
3月の法話 三人のよっぱらい/新實 信導
ある日、お釈迦さまが大勢のお弟子を従えて町を歩いていると、そこへ戒律を破って酒を飲み、よっぱらった三人の僧がやって来ました。 そのなかの一人は、お釈迦さまの…
3月の法話 楽しく功徳を積む方法/小林 謙照
突然ですが『ロックバランシング(石花)』ってご存知ですか? 古くから世界中で親しまれている、自然石を積み上げるバランスアートです。単純に石や岩を重ねたものですが…
2月の法話 森の仲間たち /倉橋観隆
ある森に入ったらこんな声が聞こえて来ました。耳を澄ませると杉とタンポポが話をしているではありませんか。たんぽぽが杉に向かって言いました。 「杉さんはいいですね…
2月の法話 『人生百年時代』/服部憲厚
祖母の趣味は、裁縫である。ほぼ毎日針を持ち、出会う人、縁ある人ごとに手縫いの巾着や手提げ袋をプレゼントしている。 数年前その手が止まったことがあった。それは、九…
1月の法話 機一転/日慧
新春を迎えてご挨拶申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。 昨年は地震、豪雨、台風と災害が続いた年でした。雨もほどよく降らないと困りますが、降りすぎ…
1月の法話 大慈悲を感じよう/相川大輔
先日、『奇蹟がくれた数式』と題する、三十二歳で夭折したインド人の天才数学者ラマヌジャン(一八八七~一九二〇)の伝記映画を観た。 ラマヌジャンは、貧しいバラモンの…