「如説修行」は勧持品・随喜品・神力品・陀羅尼品勧発品などに説かれているが表題のように訳されている。では、説の如くとはどのようなものなのかといえば、受持・読・誦・…
法話(毎月更新)
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ささやかなヒーローたち/倉橋観隆
今年はいよいよ東京オリンピックパラリンピック。日本のスポーツ界も活況を呈しています。それに伴って様々な競技でヒーローが誕生しています。 ところで、この「ヒーロー…
2月の法話 皆の思いをひとつに/相川大輔
ここ最近ニュースでよく見かける“グレタ・トゥーンベリ”という名前をご存じだろうか。彼女は若干十七歳のスウェーデンの環境活動家である。 彼女が世界的に知られるよう…
1月の法話 現世安穏を祈る/日 慧
新春を迎えてご挨拶申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。 本年は庚子(かのえね)の年です。庚は万物の実れる様子を表す字です。秋になり見渡す限り黄金…
1月の法話 命懸けの信仰/栗原 啓文
学生の頃宗門史の講義で衝撃を受けたことがある。それは中世の人の法華信仰についての講義だった。当時は本末制度と呼ばれる制度があり、地方の寺院の檀信徒の管理は、全て…
12月の法話 微妙(みみょう)/新實 信導
「無上甚深、微妙の法は百千万劫にも遭いたてまつること難し…」 私たちが朝夕の「おつとめ」をするとき、まずお唱えする『開経偈』の冒頭である。 私が身延山短大に入学…
12月の法話 魔女の一撃/箕浦 渓介
それは突然やってきた。私の日課である筋トレ中のことだ。腰が「ピキッ」という音を立て、激痛が走った。ギックリ腰である。 正式名称「急性腰痛症」欧米ではその激しい痛…
10月の法話 御会式を迎える/日 慧
先月九月十二日、宗祖日蓮大聖人竜口法難の報恩法要を迎えました。 一月遅れのお話しとなりますが、実は当時の九月は新暦の十月くらいの季節となりますので、月遅れで…
10月の法話 仏さまはいつもソバにいる/小林謙照
さぁ、十月は待ちに待った新そばの季節ですね!我が家は親子でソバにハマり息子に至ってはそばつゆに浸けずにそのまま味わうソバ通っぷり。ウンチク好きにならないことを…
9月の法話 もったいない/植田観肇
物持ちが良いね、と言われる。確かに、サイズがあう曾祖父の道服を繕って着ていることも多い。また、納屋の奥から出てきた古いカンナやキッチンの奥深くから発掘した包丁…