毎年8月16日の夜、京都では大文字五山の送り火という行事が行われます。京都の夏を彩る風物詩で、コロナ禍で2年規模を縮小して行われましたが、去年本来のかたちの全…
法話(毎月更新)
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7月の法話 初心忘るべからず/倉橋観隆
先日大雨の中、駅前の横断歩道を渡ろうとした時、信号無視をした自転車が突っ込んで来ました。 「危ない」間一髪、衝突は避けられましたが私の傘は飛んで相手も転びそ…
6月の法話 電気/新實信導
今月から大手電力七社の電気料金の値上げを経済産業省は正式に認可し、家庭向けの電気料金の値上が決定した。ますます家計が厳しくなるばかりである。 この電気の正体…
5月の法話 藤の花/詠裡庵
藤の花が例年より早く咲き始めたと、ニュースでも話題になっていました。 公園や小学校によくあったのが藤棚です。その下で砂遊びをしたのが楽しい想いでになっていま…
4月の法話 父の想い母の想い/服部憲厚
コロナまっただ中の令和2年の冬、娘が誕生した。 感染対策の為、病院では家族の立会いも面会も禁止されていたので、我が子の誕生に立ち会うことはできなかった。 …
3月の法話 煩悩即菩/相川大輔
最近感動したイタリアのテレビドラマの話です。主人公は男性で医師、幼い息子を亡くしたことから立ち直れずにいます。息子を学校へ迎えに行くのですが息子は見当たらず、…
2月の法話 生命に宿る仏性/桑木信弘
冷たい冬の大気。 白い息を吐きながら見上げると冬らしく煌めく星たちが澄んだ夜空に拡がっています。 周囲は米を作る棚田がある為、日照以外の余分な光を当てぬよ…
1月の法話 新年を迎えて/日 慧
一年経つのがなんと早く感じることでしょう。 学生時代の友人も同じことを言ってました。 「もういくつ寝るとお正月……」 子供の頃は楽しいお正月を前にして、早くこの…
12月の法話 今日という日/箕浦渓介
「ああ、時間がない。何を書こうか。」 十一月の半ば頃、私はパソコンの前で頭を悩ませていた。というのも本原稿の締め切りが間近に迫っていたからです。 それなのに一切…
11月の法話 法華経読誦の功徳/倉橋観隆
今年のNHK大河ドラマは『鎌倉殿の十三人』が放映されています。 源頼朝が鎌倉幕府を起こし、北条氏が実権を握っていく過程が描かれています。この時代に生きられたの…