「六処」(眼耳鼻舌身意)が外部情報に触れて認識が生まれることを「触」と呼びます。 そして感受された対象は、心地の良いものと悪いもの、そのどちらでもないものの三種…
コラム
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コラム 十二支縁起②
さて、今回からは十二支縁起についてもう少し具体的にお話しします。 十二支縁起は以前お話しした「四聖諦」(苦集滅道)の中の「集(じつ)諦(たい)」(苦が発生する原…
コラム 五蘊(ごうん)
まず、「空」の説明に入る前に「五蘊」と「縁起」についてお話しします。 人間は「自分」という存在は確固たる「自己」であると思っています。 古代インドではそのような…
コラム 自利行と利他行
法華経茶話のⅠ部でも説明しましたが、大乗仏教の教えを実践する者のことを菩薩と呼びます。 菩薩は釈尊と同じ悟りを得るために修行をし、また、釈尊と同じように慈悲の心…